こんにちは。
ねこイラストレーターのわかおちこです。
猫と観葉植物。
どちらも癒される存在ですが、
注意が必要です。
お家にある観葉植物はもしかしたら
猫にとって有毒な植物かもしれません。
猫が植物を食べると危険?
猫が植物や野菜に興味津々に近づいたり、かじっているところを見て、慌てたことはありませんか?
ちなみにうちの猫は、植物ではありませんがほうれん草をかじったことがありました!
調べてみると、少量であれば大丈夫ということでしたし、具合を悪くすることはありませんでしたが…
ちょっと目を離したすきに…焦りました。
猫が植物に興味を持つ理由
猫が植物や野菜を口にするのは、
好奇心やストレス、毛繕いでお腹にたまった毛玉を吐き出すためと考えられています。
ですが猫は肉食動物なので、植物や野菜をうまく消化できません。
そのため体調を崩したり、有毒な植物や野菜を口にして中毒を起こすことがあります。
猫と楽しむ観葉植物のイラスト4選
植物も野菜も種類は多く、症状もそれぞれちがいます。
葉は大丈夫でも、種や根がダメだったり。
すべてを把握できたらいいのですが…
今回は観葉植物にしぼって、猫にとって安全といわれるものをいくつかイラストにしました。
パキラ
中南米が原産地の植物。
育てたことがないので描いた感想ですが、葉脈の数が多く明るい緑色のパリッとした葉です。
10cmほどの大きさから原産地では10m以上に育ちます。
種は少し毒性があるそうですが、販売されているもので種ができることは滅多にないそうです。
サバトラさんが興味津々に見ています…
エバーフレッシュ
中南米や東南アジアが原産地の植物。
暑さに強く寒さに弱い。
長毛猫ちゃんは暑さに弱く寒さに強い…
タイプは反対ですが、エバーフレッシュは猫にとって毒性が低く相性はいいようです。
テーブルヤシ
中南米原産で小型のヤシ科の観葉植物です。
窓辺で三毛猫さんと日向ぼっこ。
耐陰性があるので窓辺が暑すぎる日は日陰でも大丈夫。
毒性も低く猫と仲良くできそうです。
サンスベリア
原産地はアフリカなどの乾燥地帯。
葉が肉厚で多肉植物として扱われることも。
甘えん坊な猫さんがしっぽを立てているように、サンスベリアの葉は棒状で上に伸びています。
さいごに
書籍などを参考に、猫にとって安全な観葉植物として4種類ご紹介しました。
調べてみて分かったことは、安全とはいえ絶対はないということです。
食べても大丈夫!という意味で、猫におすすめな植物といえば『猫草』。
エン麦やイネ科の植物の若葉など、猫が好んで食べる草の総称を『猫草』と言います。
猫が猫草を食べる理由には、毛玉を吐くため、便秘予防、ビタミン摂取、嗜好品として…などなど様々な説がありますが、実際のところはよく分かっていないようです。
猫草をむさぼる愛猫。
この後、猫草の食べすぎで過剰に吐きました…
「食べても大丈夫」な猫草も、むさぼるように食べてしまう子は注意です!
少量を切って食べさせてにゃ〜
このように、食べる量や個体差でも及ぼす影響に差があります。
安全というより危険性が低いとゆう認識でいたほうがいいようです。
体調が悪い様子があれば、獣医師に相談しましょう。
うまく距離を取りつつ、猫と植物と共存したいですね(=^ェ^=)
今回のイラストは、iPad版 Adobe illustratorで描きました。
観葉植物のイラストはイラストACにて無料でご使用いただけます。
猫と観葉植物のイラストは、ポストカードにしてCreemaにて販売しております。
わかおちこ