こんにちは。
ねこイラストレーターのわかおちこです。
愛猫がお花に興味をもって近づいたところを「かわいいなぁ♡」なんて、微笑ましく眺めたり、写真や動画を撮ろうとスマホを構えてはいませんか?
それは危険です…
猫と暮らす上で知っておきたいのは、
猫にとって有毒な花があるということです。
猫と花の危険な関係
こちらは、私が「ノマちゃ〜ん、かわいいね〜♡」と、愛猫がお花に興味津々な場面を浮かれて撮った証拠写真です。
実は、カーネーションは猫にとって有毒。
触れると皮膚炎になり、食べると消化器症状を起こします。
カーネーションと同じナデシコ科は注意が必要です。
かすみ草については、毒性ありと毒性なしのどちらも情報がありました。
具合を悪くすることはありませんでしたが、後にそのことを知ってゾッとしました…
猫が植物に興味をもつ理由
猫が植物や野菜を口にするのは、
好奇心やストレス、毛玉を吐き出すためといわれています。
ですが猫は肉食動物なので、
植物を身体の中でうまく消化することが出来ません。
有毒な花で中毒を起こすこともあります。
代表的なのはユリの花ですね。
花だけではなく、ユリ科の植物は危険です。
猫にやさしい花のイラスト4選
花の種類は多く、中毒症状もそれぞれ。
命を落としてしまう危険性もあります。
すべてを把握するのは難しい(私は苦手です…)ので、猫にとって安全な花をいくつか覚えておきたいと思い、調べてイラストにしました。
ガーベラ
通年、お花屋さんやスーパーの花コーナーにも置いてあるガーベラ。
可愛くて元気をもらえて、私は大好きです。
猫に害がなさそうで二重の喜びを感じています。
ときどき切り花を買ってきては、イラストのように一輪挿しで飾っていました。
茎が腐るとさすがによくないと思うので、猫の口に入らないように気を付けて処分しましょう。
バラ
バラの「花・茎・葉」は猫にとって毒性が低いそうです。
ですが実や種に毒性があったり、棘でケガをしたり、猫は強い香りが苦手なので、NG植物として紹介されている場合もあります。
お店で売っている切り花は「実・種・棘」の3大危険因子は取り除かれていることが多いです。
胡蝶蘭
ラン科の花も毒性が低いそうです。
胡蝶蘭は、お祝いや夜のお店のイメージがあって(勝手な)ハードルが高いと思っていたのですが…
一本を小さな花瓶に飾ったり、水耕栽培もできると知り、今回イラストで描いてみたことで胡蝶蘭を身近に感じました!
金蓮花(ナスタチウム)
花壇や鉢植えで見かける金蓮花。
猫にとって毒性が低く、人も食べることができるお花だそうです。
鮮やかな色の花や丸い葉っぱがかわいい。
猫が一緒だとさらにかわいい。
さいごに
書籍などを参考に、万が一猫が口にしても安全といわれる花を4種類ご紹介しました。
とはいえ、個体差や食べすぎで体調を悪くすることもあるので心配が尽きません。
心配なことがあれば獣医師に相談しましょう。
安全だと過信するよりは、危険性が少ないとゆう認識でいたほうがいいと私は思います。
私も花は大好きですが、安全のために『花を飾らない』『飾る場合は猫が入ってこない部屋や絶対手が届かない場所に置く』ことにしました!
お花をいただいたり、供えたりすることもあるかと思いますので、お花を飾るときの参考になればと思います。
今回のイラストは、iPad版 Adobe illustratorで描きました。
花のイラストはイラストACにて無料でご使用いただけます。
猫と花のイラストは、ポストカードにしてCreemaにて販売しております。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
わかおちこ